コーヒーは胃に悪い?
珈琲を飲みすぎると胃に悪い。とよく言われました。
未だに医者の中には、そう言っている人がたくさんいます。
実は、これは統計調査の間違い。
かつて、アメリカで胃の悪い人を調査したところ、
珈琲を1日数杯、飲む人が多かった。
そこで、逆に珈琲をたくさん飲む人を調べたところ、
やはり胃の悪い人が多かった。
そして、珈琲=胃に悪いとなってしまった。
この統計結果は、全世界の珈琲愛飲家に衝撃を与えた。
そして医療関係者にも広まった。
実は、その後で、おかしいと言う人たちの検証調査が行われているが、
最初の発表があまりにもセンセーショナルだったため、
検証結果は、ほとんど報道されなかった。
実は、当時、珈琲を良く飲む人は、タバコをよく吸っていた。
今でも当店など、珈琲を飲ませるのにタバコがダメとはおかしいと言われる。
かつては、タバコと珈琲はセットだった。
調査結果によれば、胃の悪い人のほとんどは、
珈琲ではなく多くはタバコが原因で
他の要因(ストレスや他の飲食品、生活習慣など)によっても
胃が悪くなっていたというのが、検証結果だった。
そして、珈琲を良く飲むがタバコを吸わない人で
胃の悪い人はそれほど多くなかった。
刑事事件でも、こいつが怪しいとマスコミで大々的に報道されると、
その印象が大きく、後の裁判で無罪になってもそれは、
ほとんど報道されないのと似ている。
最近では、珈琲は、ガン予防、胆石予防、
活性酸素除去などの有益性が注目される。
もちろん、カフェインなど害益混同の成分もあるので、
どんな状況でも、誰にでもいいという訳ではないし、
古くて酸化しているコーヒーを飲めば、身体に悪いけど・・