読みまちがい
名前の読みまちがいで、失礼をした経験はありませんか?浜崎さんをハマサキさんかハマザキか迷って、どちらにも聞き取れるあいまいな発音でごまかした経験があります。
しかし渋谷さんの場合、シブヤさんかシブタニさんかは困りました。
あ、いや。もちろん、今回もコーヒーの話ですが、コーヒーの場合は、ほとんどが、カタカナかアルファベット表記なので間違える方は少ないのですが、よく間違えられる、こんな名前の珈琲豆があります。
「バリアラビカ神山」
もちろん「神山」を何と読むか、です。(答えは後ほど)
インドネシアの神の島バリ。観光客も多い島ですが、ここ数年は事件や事故で日本人が被害にあうことも報道されます。しかし、美しい自然の峰々に神々が宿り山野に精霊が満つと言われます。美しい自然と気候が、そんな伝説を生んだのでしょう。
聖なる水にあふれた豊かな大地からさまざまな恵み。地鳴りとともに噴煙を上げるバスツール山(1717m)、この山腹1100m〜1500mのキンタマーニ高原に珈琲農園が広がっています。そんな農園で栽培、収穫された珈琲豆がバリアラビカ神山です。
バリは、もちろんバリ島のバリ。アラビカは、珈琲豆(樹)の種類アラビカ種、神山は神様が住む山だから、神山。当店でも人気のある珈琲豆です。今日も、3人のお客さんから「カミヤマ」ください。と注文を受けました。が、実は、「シンザン」が正しい名前です。国際的にも、SHINZANで、通っています。珈琲屋さんで注文するとき、「シンザンください」と言うと、お店の人から一目置かれるかもしれません。